コバ

靴を真上からから眺めると、アッパーの外周を取り囲むように見えるアウトソールの縁部の呼び名です。
靴の製法や流行でここの幅は微妙に変化し、一般的には広くすれば靴全体が安定感のある顔立ちとなる一方で、狹くすると繊細な印象が増す傾向にあります。

断面を丸めたり鋭角的にしたり、アッパー側に曲げる意匠も見られます。
靴の製法によっては、アッパーを外側に折り曲げたり上にウェルトを載せた後、さらにここを縫うことでアッパー、インソール、ライニングとアウトソールを繫げる「出し縫い」が施される部分でもあります。

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