「幅広で靴選びに悩んでいる」と感じる方は多いですが、実際に自分の足幅がどれくらいか、正確に測ったことがある方は少ないのではないでしょうか。
足長（足の長さ）だけでなく、「足囲（足の周囲の長さ）」や「ワイズ（足幅）」を知ることで、靴選びは格段に楽になります。
この記事では、幅広の基準や目安、簡単にできる足幅の測り方を紹介しながら、靴選びの参考になる情報をお届けします。
「足と靴の問題解決型オーダーパンプス・オーダーシューズ」を展開する当ブランドとしても、まず“自分の足を知ること”の大切さをお伝えしたいと考えています。
「幅広」とは、単に見た目の印象ではなく、足の周囲の長さ＝足囲（そくい）を基準として判断されます。
この足囲と足長のバランスによって、JIS（日本工業規格）で定められた「ワイズ」が決まり、「E」「2E」「3E」「4E」などで表されます。
Eの数が増えるほど幅広とされ、特に「3E」以上になると幅広傾向が強い足と考えられます。
幅広で靴が合わないと感じる人は、まず自分の足のワイズがどの程度かを知ることが重要です。
足幅を測るのに特別な道具は必要ありません。
必要なのは、メジャー（やわらかい布製のもの）、紙、ペンです。
足を床に置いた状態で、親指の付け根から小指の付け根をぐるっと一周するようにメジャーを当てて測れば、それが「足囲」です。
この数値と足長（かかとからつま先までの長さ）を組み合わせて、JISの表を参考に自分のワイズを確認できます。
立って体重をかけた状態で測ると、より実際のサイズに近くなります。
正しい足幅・足長を知ることで、靴選びの失敗がぐっと減ります。
幅広の方は、ただ「大きめのサイズ」を選ぶのではなく、自分のワイズに合った靴を選ぶことがポイントです。
既製靴では対応が難しい場合は、ワイズを細かく指定できるセミオーダーやフルオーダーの靴を検討するのも有効です。
足は体を支える大切な土台。
正しいサイズを知り、自分の足に合った靴を選ぶことが、足の健康と快適な毎日への第一歩になります。
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