MooV Shoes 大阪あべのハルカ近鉄百貨本店でご注文いただいたプレーンパンプスを制作中です。

外反母趾とは、足のアーチが崩れ、親指の付け根の関節が
くの字型に曲がっているような状態です。

この症状は、幅が広い靴を履くことで悪化する可能性があります。
幅が広い靴は、足にフィットしないため、かかとでしっかり重心が取れなくなります。

その結果、親指に余分な負担がかかり、関節が変形してしまうのです。

そこで、外反母趾におすすめの靴は、かかとでしっかり重心が
取れるように３部位支持（かかと、土踏まず、つま先）のしっかりと安定した靴です。

このような靴は、足にぴったり合わせて作るオーダーシューズが最適です。

MooV Shoesでは、お客様の足のサイズや形を正確に測定し、
オーダーシューズを制作しています。

今回は、仕事で使用するプレーンパンプスをご注文いただきました。
この靴は、シンプルなデザインながらも、
外反母趾に配慮した機能性を備えています。

制作工程は以下の通りです。

１．型紙を作成する
　まずは、お客様の足のサイズや形に合わせて型紙を作成します。
　型紙は、靴の骨組みとなる部分であり、
　靴のフィット感やデザインに大きく影響します。
　型紙を作成する際には、外反母趾の状態や足の幅などを考慮しています。

２．革を裁断する
　次に、型紙に沿って革を裁断します。
　革は、本革であるため、一枚一枚に個性があります。
　そのため、色や質感などを見極めて選びます。
　また、裁断する際には、革の伸縮性や縫い目の位置なども注意しています。

３．革を縫う
　裁断した革を縫っていきます。
　この工程では、写真にあるようにミシンを使っています。
　ミシンは、手縫いよりも早くて丈夫な縫い目ができますが、
　操作には技術と経験が必要です。
　ミシンで縫う際には、針や糸の種類や太さなども適切に選んでいます。

４．底と甲を合わせる
　最後に、底と甲を合わせて完成させます。
　この工程では、接着剤や釘などを使って固定します。
　底と甲を合わせる際には、３部位支持（かかと、土踏まず、つま先）が
　しっかりと保たれるように調整します。

以上がプレーンパンプスの制作工程です。

このように、MooV Shoesでは、お客様の足の悩みに応える
オーダーシューズを丁寧に作っています。

引き続き、MooV Shoes 大阪あべのハルカ近鉄百貨本店をよろしくお願いいたします。

【所在地】

〒545-8545
大阪府大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43
あべのハルカス近鉄本店ウィング館３F
婦人靴売り場イベントスペース

【最寄駅】

JR天王寺駅：徒歩3分