2024年2月23日
MooV Shoes 東京渋谷店でご注文いただいたローファーを制作中です。
ローファーは、靴ひもやベルトなどの装飾がなく、
足をすべり込ませるだけで履けるシンプルな靴です。
しかし、そのシンプルさゆえに、足に合わないとすぐに分かってしまいます。
特に、足が小さい方や甲が低い方は、
市販の靴ではサイズが合わなかったり、
靴が脱げやすかったりすることが多いのではないでしょうか。
そこで、MooV Shoesでは、女性用オーダーパンプスのブランドとして、
足の悩みを解決するために、オーダーシューズの制作を行っています。
オーダーシューズとは、お客様の足のサイズや形を測定し、
そのデータに基づいて靴を一から作ることです。
オーダーシューズなら、足にぴったり合う靴を作ることができます。
オーダーシューズの制作工程は、大きく分けて以下の4つになります。
– 足型採取
– ラスト製作
– 靴型製作
– 靴本体製作
今回は、最後の工程である靴本体製作の中でも、縫いについてご紹介します。
縫いとは、革や布などの素材を針と糸で縫い合わせることです。
縫いは、靴の強度やデザインに大きく影響する重要な工程です。
MooV Shoesでは、縫いは手縫いとミシン縫いの2種類を使い分けています。
手縫いは、針と糸を手で動かして素材を縫う方法です。
手縫いは時間がかかりますが、細かく丁寧に縫うことができます。
ミシン縫いは、電動のミシンを使って素材を縫う方法です。
ミシン縫いは速くて効率的ですが、手縫いほど細かく調整することはできません。
MooV Shoesでは、手縫いとミシン縫いを使い分けることで、
靴の品質と美しさを両立させています。
例えば、ローファーの場合は、表面に見える部分は手縫いで仕上げることで高級感を出し、
内側や裏側に見えない部分はミシン縫いで早く仕上げることで効率化を図っています。
掲載した写真は、ローファーの表面に見える部分を手縫いしている風景です。
黒い布地に白いラインを引き、そのラインに沿って小さなハサミで切り込みを入れています。
切り込みを入れることで布地が曲がりやすくなります。
そして、針と黒い糸で布地を一つ一つ丁寧に縫っています。
このようにして、ローファーの表面には美しい縫い目が施されます。
引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。
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