MooV Shoes 東京渋谷店でご注文いただいたプレーンパンプスを制作中です。

今回は、底付け工程についてご紹介します。

底付けとは、靴のアッパー（甲部分）とソール（底部分）を接着する工程です。
この工程では、靴の履き心地や耐久性に大きく影響するので、細心の注意を払って行います。

まず、アッパーとソールの接着面をきれいにします。
汚れやほこりがあると、接着力が低下するからです。

次に、接着剤を塗ります。
接着剤は、水に強く、柔軟性のあるものを使用します。

接着剤を塗ったら、しばらく乾かします。
この間に、アッパーとソールの位置合わせをします。

位置合わせは、靴のサイズや形に合わせて行います。
位置合わせが終わったら、アッパーとソールを圧着機で押し付けます。

圧着機は、均一な圧力をかけて、接着面を密着させます。
圧着機から出したら、接着面のはみ出した部分をカットします。

これで、底付け工程は完了です。

底付け工程では、靴の安定性や快適性を高めるために、様々な工夫をしています。

例えば、ソールには、衝撃吸収や滑り止めの効果がある素材を使用しています。
また、アッパーとソールの間には、クッション材を挟んでいます。
これらの工夫により、靴が合わない、足が疲れやすいというお悩みを解消することができます。

また、底付け工程では、お客様の足型に
合わせて靴の形や高さを調整することも可能です。

MooV Shoesでは、お客様の足型を3Dスキャンして測定し、
そのデータをもとにオーダーメイドの靴を作成しています。
そのため、お客様にピッタリの靴ができあがります。

掲載した写真は、底付け制作中の風景です。
こちらも参考にしてください。

写真では、黒いフリップフロップに銀色のハンドルが取り付けられています。
ハンドルはネジで固定されており、圧着機にかける際に使用します。
オーダー制作はまだまだ続きます。

引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。

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