2024年8月29日
MooV Shoes 東京渋谷店でご注文いただいたプレーンパンプスを制作中です。
今回は、内反小趾に悩むお客様のために、サイズ・形に合わせた
オーダーメイドのプレーンパンプスの制作工程をご紹介します。
内反小趾とは、小指が内側に曲がり、爪が外側に向くようになる症状です。
これは、サイズの合わない靴を履き続けることで起こります。
小さすぎる靴では、つま先が圧迫されて小指が内側に押し込まれます。
逆に大きすぎる靴では、足が前すべりして指がつま先部分に深く入り過ぎて圧迫されます。
また、足長が合っていても足囲が合わなかったり、スロート(履き口)や甲で
足の固定ができなかったりする靴を履いても同じことが起こります。
内反小趾は、見た目だけでなく、歩行時のバランスや姿勢にも影響します。
また、痛みや炎症を引き起こしたり、皮膚や爪のトラブルを招いたりする可能性もあります。
そのため、早めに対処することが大切です。
MooV Shoesでは、お客様の足のサイズ・形を正確に測定し、
それに合わせてオーダーメイドの靴を制作します。
特に内反小趾の場合は、指を圧迫しないようにつま先部分の幅や高さを調整し、
履き込みの深いパンプスでスロート(履き口)がきちんとフィットするようにします。
もし緩いようであれば、ハーフインソール等を使用して調整することも可能です。
今回制作するプレーンパンプスは、ベージュ色のレザーを使用しています。
レザーは本革であり、柔らかくて通気性が良いです。
また、耐久性も高くて汚れにくいです。
レザーはお客様の足に馴染んでいくので、履き心地も良くなります。
レザーをカットする際は、白い紙で型紙を作ります。
型紙はお客様の足の形に合わせて作成します。
型紙をレザーに当ててペンで印を付けます。
その後、ハサミでレザーを切ります。
この工程では、レザーの表面や裏面に傷を付けないように注意します。
また、切り口が滑らかになるように丁寧に切ります。
レザーをカットした後は、アッパー(甲部分)とインソール(中敷き)を縫い合わせます。
この工程では、針と糸を使って手縫いします。
手縫いは時間がかかりますが、強度や仕上がりが良くなります。
また、お客様の足に合わせて縫い目の位置や間隔を調整することができます。
次に、アウトソール(靴底)を貼り付けます。
アウトソールは、滑りにくくて耐摩耗性の高いラバーを使用しています。
アウトソールは、アッパーとインソールの間に入れて接着剤で固定します。
この工程では、アウトソールがずれないように注意します。
また、接着剤がはみ出ないようにします。
最後に、ヒールを取り付けます。
ヒールは、お客様の希望に応じて高さや形を選ぶことができます。
ヒールは、アウトソールの後ろ部分にネジで固定します。
この工程では、ヒールがしっかりと固定されるようにします。
また、ネジが見えないようにします。
以上が、プレーンパンプスの制作工程です。
このように、MooV Shoesでは、お客様の足のサイズ・形に合わせてオーダーメイドの靴を制作します。
内反小趾に悩む方は、ぜひ一度お試しください。
引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。
引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。
〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目
※住所の詳細はご予約をいただきましたら
お知らせいたします※
JR渋谷駅:直結
東京メトロ渋谷駅:直結
店舗一覧はこちら
東京渋谷店
大阪梅田店
大阪あべのハルカス近鉄本店
兵庫西宮阪急百貨店
愛知名古屋店
【期間限定】玉川髙島屋店
【期間限定】横浜髙島屋店