MooV Shoes 東京渋谷店でご注文いただいたプレーンパンプスを制作中です。

今回は、仕事で使用する靴（プレーンパンプス）製作工程である「アッパー作り」の様子をお伝えします。
アッパーとは、靴の表面部分のことで、足に直接触れる部分です。

アッパー作りは、お客様の足の形や大きさに合わせて、
革や布などの素材をカットして縫い合わせる工程です。

この工程では、お客様の悩みである「左右の足の形、大きさが違う」「靴が合わない」
を解消するために、以下のようなことに注意しています。

・お客様の足型をもとに、専用の木型（ラスト）を作成します。
ラストは、靴の骨格となるもので、足の形や大きさだけでなく、甲高や幅、かかとの高さなども考慮します。

・ラストに合わせて、アッパー用の素材をカットします。素材は、お客様が選んだ色や柄の革や布です。
カットする際には、素材の伸縮性や厚みなども考慮します。

・カットした素材を縫い合わせて、アッパーを形成します。
縫い合わせる際には、縫い目が目立たないように工夫したり、補強したりします。

・アッパーをラストに被せて、ピンや釘で固定します。
この時には、アッパーがラストにぴったりと沿うように調整します。

・アッパーに必要な部品を取り付けます。例えば、ヒールやバックルなどです。
部品は、お客様が選んだデザインや素材で作成します。

以上が、「アッパー作り」の工程です。

この工程では、お客様の足に合った
オーダーシューズを作るために、細部までこだわっています。

オーダーシューズは、靴が合わないと起こる靴ずれを
防ぐだけでなく、快適に歩けるようにサポートします。

靴ずれは、靴がこすれて足が痛む症状です。
靴ずれは足の裏（ゆび、つけ根）やかかと、
くるぶしにできやすい傾向があります。

皮めくれや水ぶくれができてしまい、ひどい場合は化膿します。
靴ずれの原因は、靴が合わないことです。
靴が小さすぎたり大きすぎたりすると、足と靴の間に隙間ができてこすれます。

また、靴が硬かったり重かったりすると、足に負担がかかってこすれます。
靴ずれを防ぐためには、靴を試し履きすることが大切です。

オーダーシューズは、靴ずれを防ぐだけでなく、快適に歩けるようにサポートします。

MooV Shoes 東京渋谷店では、お客様の足に合わせてオーダーシューズを作成しています。
次回は、「アッパー作り」の次の工程である「底付け」の様子をお伝えします。

引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。

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