MooV Shoes 東京渋谷店でご注文いただいたプレーンパンプスを制作中です。

今回は、外反母趾に悩むお客様のために、
足に合わせたオーダーシューズをお作りしています。

外反母趾とは、足のアーチが崩れて親指の付け根の関節が
くの字型に曲がってしまう症状です。

ヒールの高い靴やつま先が細い靴を履くことが原因となることが多いです。
外反母趾になると、歩行時に痛みを感じたり、
靴が合わなくなったりするなど、日常生活に支障をきたします。

そこで、MooV Shoesでは、外反母趾のお客様には、
かかとでしっかり重心が取れるように
3部位支持のしっかりと安定した靴をおすすめしています。

3部位支持とは、かかと、土踏まず、親指球の3箇所で足を支えることです。
これにより、足のアーチを保ち、親指の負担を軽減することができます。

また、左右の足の形や大きさが違うお客様にも対応しています。
足型を測定し、それぞれに合わせたサイズや幅、高さなどを調整しています。

制作工程では、まず底付けという工程で靴底をつけます。
この写真は、底付け制作中の風景です。

オレンジ色の革は、お客様が選んだカラーです。
革は柔らかくて丈夫なものを使用しています。

手前に見える緑色の機械は、回転するホイールで
靴底を削って形を整えるものです。

手で持っている道具は、ホイールで削った
靴底に接着剤を塗って固定するためのものです。

底付けは靴の土台を作る重要な工程です。

次の制作工程では、靴本体をつくります。
この工程では、靴型や甲皮（靴の表面部分）、
裏皮（靴の内側部分）などを組み立てていきます。

靴型はお客様の足型に合わせて作られたものです。
甲皮や裏皮はお客様が選んだ素材やデザインで作ります。

制作過程では細かい部分まで丁寧に仕上げていきます。

最後に仕上げという工程で靴全体を磨いて完成させます。
仕上げでは、革や金具などに汚れや傷がないかチェックし、
ワックスやクリームなどで磨きます。

仕上げは靴の美しさや耐久性を高める大切な工程です。

以上がプレーンパンプスの制作工程です。
外反母趾や左右の足の形や大きさが違う
お客様にも快適に履けるように、一足一足丁寧に作っています。

完成した靴は、お客様にお届けする前にもう一度チェックを行います。
お客様の足にぴったり合うオーダーシューズをお楽しみにしてください。

引き続き、MooV Shoes 東京渋谷店をよろしくお願いいたします。

【所在地】

〒150-0002
東京都渋谷区渋谷2丁目
※住所の詳細はご予約をいただきましたら
お知らせいたします※

【最寄駅】

JR渋谷駅：直結
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